渡部将之

渡部将之

円盤ライダー初代ライダー(代表)
渡部将之 (Masayuki Watabe)
俳優

生年月日 1978年8月1日
出身地  愛知県
名古屋で芝居に出会い、佃典彦氏(B級遊撃隊主宰・劇作家)に多大な影響を受ける。
数々の舞台を経て上京。
舞台、映像、声優を中心に活動する傍ら、殺陣・アクションでも活躍している。
2006年に自身が主宰(初代ライダー)を務める演劇ユニット「円盤ライダー」を
旗揚げ。
年2~3回の本公演と地方公演(大阪・名古屋)全てをプロデュース・出演する。
また、外部プロデュース・キャスティングも手掛ける。

【その他の主な舞台出演】
「ダブルブッキング」
脚本・演出 堤泰之
紀伊國屋ホール・シアタートップス(同時開催)
Z団「ハナレウシ」
脚本・演出 キタムラトシヒロ
シアターサンモール
「苦情の手紙」
脚本・演出 中野俊成
銀座博品館劇

【映 画】
松竹「武士の一分」(小性頭役)山田洋次監督
ぴあフィルムフェスティバル2005
「偶然のつづき」(主演 フジキ役)*観客賞受賞

【C M】
明星食品「一平ちゃん夜店のヤキソバ 夜店サイクリング篇」(メインキャスト)

吹き替え】
「デュエリスト」(ペ刑事役)
「東京ゾンビ」(アニメーション部分)

例えば、道があるとする。

現時点での目的地が決まっている人も、
そうじゃない人も、
目の前にある標識や地図、
方向感覚やカンを頼りにハンドルをきる、
停まってのんびりはなかなか難しい、
何処に繋がる道なのか、解らない事の方が多い。

色んな種類の車がある、
見るからにスピードがでそうなヤツ、
えらくイカツイヤツ、
みんなで乗れる楽しそうなヤツノノ

でもどこかで違う方向にハンドルをきる時がくる、
なかなか最後まで同じ目的地ってヤツはいない、
そしてどこかのパーキングでばったり出会ったりする。

ふと周りを見ると大渋滞、
自分のペースで走れない、
隣に肩を並べてのろのろしてるヤツを見て少し安心したりする、
みんなで同じペース、
たくさんの知り合いができる、
助手席に座ってほしい人だって見つけられるかもしれない、
ノいつのまにか自分自身が好きだったスピードが解らなくなる、
別に悪い事じゃない、
決められた速度を守っていれば、事故の確率は減る。

いきなり横から抜かれる、
頭にくる、
すぐに抜き返す、
スピードをあげる、
視野が狭まる、
色んなものを置いていってしまった気がする、
抜かれる事を気にしだしたら、
一緒に走っているヤツの事を忘れてしまう、
急に赤信号、
先に行ったと思っていたヤツも停まってる、
また横一列、
俺達が競っていたものがわからなくなる。

気が付くと誰もいない道路ノ整備もされていない、
走りにくそうだ、
不安になる、
この道でいいのだろうか、
曲がり角だってたくさんある、
隣の道はみんながいる、
戻る事だってきっとできる、
でも少なくとも、好きなスピードがだせる、
そして思い出す、
この道を選んだのは、自分なんだ、
今までの奴らと肩を並べては走れない、
でも、この道を、選んだ。

道に迷う、
地図はおぼろげ、
ナビなんか役に立たない、
ガソリンもなくなりそうだ、
嫌になる、
イライラして乗っているバイクに八つ当りする、

でも解ってる、
このバイクからは降りたくない自分がいるノノ
スポーツカーみたいにスピードはでない、
ワンボックスみたいにみんなを乗せられない、
みんなに聞かれた事がある
『なんでそんな乗り物に?』
『倒れてしまうモノに倒れないように乗るから面白いんじゃないか』
そう言っていた自分を思い出す、
笑ってしまう、強がり言いやがって、
後で辛いのは未来の俺じゃないかノノ

でも間違ってない、
その証拠にまだ俺はこのバイクに乗っている。
このバイクだから、走れる道がある、
このバイクだから、迷っても楽しい、
このバイクだから、できた友達がいる。

色んな種類の車を見た、
この道の楽しいトコロ、
走ってる景色が面白い、
だから行き先が決まってる高速道路はピンとこない、
景色がつまらない、
でも、そこを走ってる車もいる、
停まれない辛さもあると思う、
何が善い悪いじゃない、
だからこそ、このバイクで走る道がある、

うん、
エンジン良好、
ガソリン満タン、
目的地は微妙!
さぁ、いこーか!

例えば、道があるとする!

渡部将之